本文へスキップ

全国気ままに城めぐり♪

日本お城めぐりの旅

小城鼻城KOJYOBANA CASTLE


歴史

 小城鼻城は奈佐川右岸、宮井集落東側、細長い尾根突端の標高約39~20mに所在する。山裾との比高は約32mある。城域は細長く、東西約40m、南北約270mを測る。城主や城史に関する伝承は不明である。

中略

 小城鼻城は、主郭部と端部に特徴的にみられる、帯曲輪を切って堀切や竪堀を構築した遺構は戦国末期の縄張りである。また、主郭部と端部の間にみられる削平の不十分な曲輪は南北朝から室町期の様相である。全体的にみると、城は南北朝期に築城起源を有し、戦国期に改修されたものと判断される。
 城は奈佐川を挟んで宮井城の対岸にあり、奈佐谷全体を見通すことができる恰好の位置に占地している。小谷茂夫氏が「宮井城の見張りの砦と思われる」(『兵庫県の中世城館・荘園遺跡』)としている見解は首肯できよう。また、城は岩井谷をも抑える位置にあり、対岸の尼城と共に相い連携して、岩井谷を守備する役割も担っていたものと思われる。<豊岡市の城郭集成Ⅰより>

コメント

オススメ 
規 模  ☆☆☆☆
難易度  
アクセス ☆☆☆☆


データ

所在地
兵庫県豊岡市宮井字小城鼻
通称
形式
(標高 39m/比高 32m)
遺構
曲輪、堀切、竪堀
築城者
不明
主要城主
不明
築城年
南北朝期?
廃城年
不明
開城時間
常時
入城料
無料
休城日
なし
駐車場
未確認
アクセス
JR山陰本線『豊岡駅』より
北近畿豊岡自動車道『日高神鍋高原IC』より 

日本100名城
現存12天守
番外編

個人データ
初登城日:2020.2.4
最終登城日:2020.2.4