歴史
法道寺城(中山城)は、城山の頂上が標高230mに位置し、大きな堀切を挟んで土塁囲みの二郭からなっている。
天正8年(1580)~13年(1585)頃の改築と推定される。元は、鎌倉時代から宮内に拠点を置いた藤原氏の城(中山城)と伝承されている。
法道寺城は幅4~4.5m、高さ1.6m~4mという但馬内の山城では例をみない大きな土塁で囲まれている。
法道寺城と
岡城は、土塁の作り方が酷似しており織豊系の山城(法道寺城)と居館(岡城)というセット関係が考えられる。織豊期の
竹田城の支城として機能したものであろう。<現地案内版より>
コメント
境内に車を停めると、
休憩所、
墓地が目の前に。この墓地を抜け、
イノシシ防止柵を開け登城開始です。
約10分で二ノ丸、そこから本丸とを遮断する堀切、
切岸を目にするとちょっと感動。本丸には土塁がめぐらせてあります。全く期待してなかったのですが、こんなにしっかり土塁が確認できるとは意外でした。本丸の奥にも土塁が続き、遺構を楽しめそうでしたが、いつでも来れそうでしたので、奥まで行かず次の楽しみに取っておきました。(→やはり出丸があるようで、早くも再登城を楽しみにしています。)
オススメ ☆☆☆
難易度 ☆☆☆
アクセス ☆☆☆☆
データ
- 所在地
- 兵庫県朝来市和田山町法道寺
- 通称
- 中山城
- 形式
- 山城 (標高 230m、比高 150m)
- 遺構
- 土塁、堀切
- 築城者
- ─
- 主要城主
- 藤原氏?
- 築城年
- ─
- 廃城年
- 不明
- 開城時間
- 常時
- 入城料
- 無料
- 休城日
- なし
- 駐車場
- あり (境内に乗り入れ可)
- アクセス
- JR山陰本線/播但線『和田山駅』より バス
- 法道寺境内駐車場から徒歩10~20分