歴史
日本三大山城(
岩村城、
高取城、松山城)の一つで、その中で唯一天守の残存するお城です。
標高430mの臥牛山頂上付近に建つ天守は、国の重要文化財で、現存天守を持つ山城としては最も高い所にあります。鎌倉時代、有漢郷(現高梁市有漢町)の地頭秋庭重信が大松山に城を築いたのを起源とし、天和3(1683)年に水谷勝宗によって3年がかりで修築され、今の天守の姿になりました。
この地は山陰と山陽を結び、東西の主要街道も交差する要地であるため、戦国時代は激しい争奪戦が絶えず、目まぐるしく城主交代が繰り返されています。
登城坂の周囲は、高さ10m以上の巨大で切り立った岩壁が聳え、昔日のつわものたちが舌を巻いた”難攻不落の名城”の面影をうかがい知ることができます。白い漆喰塗りの壁と黒い腰板のコントラスト、空の青に映える美しい天守。秋には大手門付近の木々が紅葉し、岩壁が燃えるような朱色に覆われる景色は圧巻です。<高梁市HPより>
コメント
大河ドラマ真田丸、さんじゅうろーの城主就任など沢山の刺激があり、数年前から再訪を渇望していましたが、漸く今回叶いました。(2024.4追記)
数十分の登山で辿り着いた山頂には見事な石垣、天守が!
汗だくで疲れた体に一杯のお茶(無料)がとても有り難かったです。この一杯の為にもう一度登りたいものです。
オススメ ☆☆☆☆☆
難易度 ☆☆☆☆
アクセス ☆☆☆☆☆
データ
- 所在地
- 岡山県高梁市内山下
- 通称
- 高梁城
- 形式
- 山城 (標高 430m)
- 遺構
- 現存天守、石垣、城壁、櫓、曲輪
- 築城者
- 秋庭重信
- 主な城主
- 秋庭重信
- 築城年
- 仁治元年 (1240)
- 廃城年
- 明治7年 (1874)
- 開城時間
- 9:00〜17:30 (4~9月)、9:00~16:30 (10~3月)
- 入城料
- 500円
- 休城日
- 12月28日〜1月4日
- 駐車場
- 無料駐車場あり (ふいご峠:約15台)
- アクセス
- JR伯備線『備中高梁駅』より レンタサイクル10分、登山40分