歴史
真田氏館跡は、真田氏の
上田城築城以前の居館といわれ、現在でも『御屋敷』と呼んで親しまれている。また、中世豪族の居館の形態が、ほぼ完全な形で保存されており、真田一族の貴重な遺跡として昭和42年に長野県史跡の指定を受けた。
この館跡は、西方に開いた本原扇状地の奥に位置し、また真田氏城跡群がこの扇状地を取り囲んで築かれたことからも、堅固な立地を考えて居館としていたことが分かる。
館跡の四方を囲んで築かれた土塁は、周囲520m余あり、外周には堀が巡っていたと推定されている。特に北面は、大沢川が天然の堀となって現在も残っている。また、土塁の南面に、大手門、北面に搦手門があり、南東の角にも小規模な門があったと云われている。
土塁の内側は、主に二段の曲輪からなり、東側上段の曲輪には、真田昌幸が上田城へ移る際に勧請したと伝えられる皇太神社が奉られている。西側下段の曲輪には、その北西櫓に厩としょうされる約10m四方に区画された土塁が見られる。<現地案内板より>
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オススメ ☆☆☆
難易度 ☆☆☆
アクセス ☆☆☆
データ
- 所在地
- 長野県上田市真田町本原字上原 (御屋敷公園)
- 別称
- ─
- 形式
- 居館
- 遺構
- 曲輪、土塁、石垣
- 築城者
- 真田氏
- 主な城主
- 真田氏
- 築城年
- 天文年間 (1532-1555)?
- 廃城年
- 天正11年 (1583)?
- 開城時間
- 常時
- 入城料
- 無料
- 休城日
- なし
- 駐車場
- 無料駐車場あり
- アクセス
- しなの鉄道『上田駅』より