歴史
戦国時代より土豪・豪族の間に、この古城をめぐって興亡の歴史を綴りながら、元和7年(1621)有馬豊氏が丹波
福知山より転封入城し、以降廃藩に至るまで11代250余年の間、有馬家累代の居城として藩府が置かれていました。
本城は北西に筑後川を自然の濠とし、天恵の地勢を活用した頗(すこぶ)る険要の地にあります。築城法は平山多聞造りで高い白土の城壁に聳え立つ二層と三層の7つの櫓があり、本丸東南隅の三層建ての巽櫓は壮大な偉容を誇っていました。
現在は石垣だけが残り、城内には有馬三氏を祀る篠山神社や有馬家資料を展示する有馬記念館があります。春は花見、6月は菖蒲、8月25日には鈴虫祭と、市民の憩いの場となっています。<現地案内板より>
コメント
北九州の旅2日目に最初に訪れたお城です。折角早起きしたのにホテルの立体駐車場でスタッフが出す車を間違えたり、久留米を入力しようにもナビが無反応だったりで朝5時半からテンパりました(-_-;)
本丸は神社の境内となってますが、圧巻の高石垣が周囲を廻らし、蜜柑丸、巽櫓、月見櫓、艮櫓、坤櫓、太鼓櫓、冠木御門跡など、遺構を見る事ができる。
オススメ ☆☆
規模 ☆☆☆☆
難易度 ☆☆☆
アクセス ☆☆☆
データ
- 所在地
- 福岡県久留米市篠原町
- 通称
- 篠山城、篠原城、笹原城、久留目城、来目城、雨城
- 形式
- 平山城
- 遺構
- 曲輪、石垣、堀、井戸
- 築城者
- 小早川秀包 (ひでかね)
- 主要城主
- 小早川氏、有馬氏
- 築城年
- 天正15年 (1587)
- 廃城年
- 明治4年 (1871)
- 開城時間
- 常時
- 入城料
- 無料
- 休城日
- なし
- 駐車場
- あり (蜜柑丸手前に7~8台:無料)
- アクセス
- JR鹿児島本線『久留米駅』より バス