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全国気ままに城めぐり♪

日本お城めぐりの旅

亀山城KAMEYAMA CASTLE 


歴史

 

 丹波亀山城は、織田信長公の命を受けた明智光秀が、丹波攻略の拠点として築城した。(天正5年頃) 「本能寺の変」後、豊臣時代には、その重要性から城内や城下町の整備がなされ、ついで江戸時代に入り、幕府が西国大名に命じ、「天下普請」により近世城郭として大修築がなされた。
 しかし、300年余り続いた丹波亀山城も明治初頭に廃城令を受けて、天守はもとより、全てが払い下げとなり、多くの遺構や石垣までもが分割売りされ、各地へと散っていった。
 残された城跡は荒れ果て、狐狸の巣くう丘陵台地となり、町の人々は「何が出るやら怖くて」通る人さえいない状態となっていった。
 大正8(1919)年、亀岡出身の宗教法人「大本」の教祖・出口王仁三郎師は、荒れゆく亀山城の様に憤慨し、
 まてしばし昔の城にかへさんと 雄たけびしたる若き日の吾  と歌に残した通り、亀山城跡を買い取った。
 出口王仁三郎師は、大本信徒を動員して、残った石を土中から掘り起こし、元の亀山城石垣を復元した。そして、自然溢れる大本の聖地「天恩郷」として亀山城跡を甦らせた。
 城跡は今、平和な世界と人類の幸福を祈る場となっている。<現地パンフレットより> 


コメント

『お城がみたい』→『お祓いを受ける』この流れがホントに煩わしかった。
まず『みろく会館』受付で『お城をみたい』と告げると受付の方がパンフレットをくれ、丁寧に亀山城の歴史を
説明してくれる。『万祥殿』という所でほんの数秒で終わるお祓いを受けて晴れて敷地内へ。
高い石垣があるが、『下から三段位は当時のもの』とのことだが、あとは資料がないので不明のようです。
『万祥殿』に向かう下の石垣には大名たちが残した天下普請の刻印が見ることが出来ます。

オススメ ☆☆☆
難易度  ☆☆☆
アクセス ☆☆


データ

所在地
京都府亀岡市荒塚南
通称
亀岡城
形式
平城
遺構
天守台、石垣、曲輪、堀
築城者
明智光秀
主な城主
明智氏、羽柴氏、石田氏、岡部氏
築城年
天正5年(1577)
廃城年
明治10年(1877)
開城時間
常時
入城料
無料
休城日
なし
駐車場
無料駐車場あり(大本参拝者用駐車場)
アクセス
JR山陰本線『亀山駅』より 徒歩約10分

日本100名城
現存12天守
番外編

個人データ
初登城日:2012.3.6
最終登城日:2012.3.6