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馬路城MAJI CASTLE

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歴史

１、位置と城史
　馬路城は鎌谷川左岸、馬路集落北東、標高110ｍの山頂に所在する。集落との比高は約98ｍを測る。城域は東西約140ｍ、南北約130ｍを測る。
　城主や城史に関する伝承は不明である。

２、城の構造
　城は、主郭から3方向に延びる尾根に曲輪を配置し、堀切や竪堀で尾根筋を遮断する縄張りである。
　山頂に位置する主郭1は長軸25ｍ・短軸13ｍを測り、西側に土塁(幅3ｍ・高さ0.6ｍ)をもつ。主郭1の北東尾根には、曲輪2(12×17ｍ)と堀切Ａを構築している。主郭1と曲輪2の段差は1.7ｍ、堀切Ａは箱掘で幅15ｍ・深さ約6ｍを測る。
　主郭1北西尾根には3段の小曲輪と曲輪3(9×12.2ｍ)を設けている。
　主郭1南西尾根には、曲輪4(12×18.5ｍ)と堀切・竪堀を設け、更に曲輪5と竪堀ウを構築している。堀切Ｂは幅約5ｍ・深さ約4ｍを測り、竪堀ア・イは幅2.5ｍ、長さ約7.5～8ｍを測る。
　また、曲輪5は11.7×7ｍあり、竪堀ウは幅3ｍ・長さ15ｍを測る。

３、まとめ
　城は、3方向の尾根からの攻撃に備えたコンパクトな縄張りである。堀切、堀切・竪堀、土塁、竪堀による戦国期の改修が窺える。
　城は、丹後国久美浜へ至る街道を扼する位置にあり、その役割を担っていたものと推察される。＜豊岡市の城郭集成Ⅰより＞

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アクセス　☆☆☆☆

データ

所在地

兵庫県豊岡市栄町字城山

通称

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形式

山城（標高 １１０ｍ／比高 約９８ｍ）

遺構

曲輪、堀切、竪堀

築城者

不明

主要城主

不明

築城年

南北朝期？

改修年

戦国期？

廃城年

不明

開城時間

常時？

入城料

無料

休城日

なし

駐車場

未確認

アクセス

JR山陰本線『豊岡駅』より

北近畿豊岡自動車道『日高神鍋高原IC』より　

個人データ
初登城日：未　踏
最終登城日：未　踏