歴史
1、位置と城史
城主や城史は不明。切浜城は切浜集落南西、標高62.4mの尾根先端部に所在し、集落との比高は約55mある。標高な70m辺りから東に延びる尾根に連郭式に曲輪を配置し、城域は東西約260m、南北約45mある。
2、城の構造
主郭は一応曲輪1であろう。曲輪1(55×16m)と曲輪2(30×9m)の南北の斜面は、雛壇状の曲輪(段曲輪)が配置されている。曲輪5には、北側に土塁(幅4m・高さ1.5m)が構築されている。曲輪6には箱堀(幅12m・深さ3m)を設け、その東側には曲輪7(2.9×18m)と3重の帯曲輪を巡らせている。
3、まとめ
城は曲輪・堀切・土塁で構築され、竪堀や堀切・竪堀は見られない。曲輪を取り巻く帯曲輪が卓越している事を考えると、室町期~戦国初期の築城であろうか。<豊岡市の城郭集成Ⅰより>
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データ
- 所在地
- 兵庫県豊岡市竹野町切浜字下山
- 通称
- ─
- 形式
- (標高 62.4m/比高 約55m)
- 遺構
- 曲輪、土塁、堀切
- 築城者
- 不明
- 主な城主
- 不明
- 築城年
- 室町期~戦国初期?
- 廃城年
- 不明
- 開城時間
- 常時
- 入城料
- 無料
- 休城日
- なし
- 駐車場
- 未確認
- アクセス
- JR山陰本線『竹野駅』より