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石屋城ISHIYA CASTLE

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歴史

１、位置と城史
　石屋城は奈佐川左岸、辻集落南側、西から東へ延びる尾根突端、標高約113ｍに所在する。集落との比高は約72ｍある。城域は東西約170ｍ、南北約70ｍを測る。
　城主や城史に関する伝承は不明である。

２、城の構造
　城は、主郭1から2方向に延びる尾根に小曲輪群を配置し、堀切・竪掘や竪掘で守備する縄張りである。
　主郭1は東西約24ｍ、南北約13ｍを測り、曲輪の真ん中に仕切り土塁(幅3ｍ・高さ0.8ｍ・長さ9ｍ)が構築されている。主郭の前面(東側)には曲輪2(8.5×4ｍ)・曲輪3(10×3ｍ)と帯曲輪4(幅5～6ｍ)を設けている。また主郭1背後(西側)の尾根には、ニ重の堀切・竪堀を構成して尾根筋を遮断している。堀切Ａは幅8ｍ・深さ5ｍ、竪堀アは約2.5ｍ・長さ22ｍ、竪堀イは幅2.5ｍ・18.5ｍを測る。堀切Ｂは幅3.5ｍ・深さ2ｍ、竪堀ウは幅2.5ｍ・長さ18ｍ、竪堀エは幅2.5ｍ・長さ17.5ｍを測る。竪堀オは幅2ｍ・長さ19ｍを測る。
　曲輪4の東尾根には8段の

３、まとめ
　石屋城は奈佐川と目坂川の合流点に位置し、北東の奈佐谷下流部だけでなく、目坂側・河江側・内町側の3方向を見通すことができ、交通の要衝を抑える城としての役割を担っていたものと思われる。
　縄張り的には段差の低い小曲輪群が卓越しており、その築城起源は南北朝期に遡るものと思われる。その後、主郭周辺は室町期に、掘切・竪掘による補強・改修は戦国期に行なわれたものと推察される。＜豊岡市の城郭集成Ⅰより＞

コメント

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アクセス　☆☆☆☆

データ

所在地

兵庫県豊岡市辻字石屋

通称

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形式

（標高 １１３．３m／比高 ７２m）

遺構

曲輪、堀切、竪堀

築城者

不明

主要城主

不明

築城年

南北朝期？

改修年

室町期、戦国期？

廃城年

不明

開城時間

常時

入城料

無料

休城日

なし

駐車場

未確認

アクセス

JR山陰本線『豊岡駅』より

北近畿豊岡自動車道『日高神鍋高原IC』より　

個人データ
初登城日：未　踏
最終登城日：未　踏