歴史
感状山城が築かれたれた時代は、『播磨古城記』『岡城記』などによると,鎌倉時代(1192年~1333年)に瓜生左衛門尉が築いたとする説と、建武3年(1336年)赤松円心の三男赤松則祐(そくゆう)が築いたとする説があります。
建武年間(1334年~1336年)、足利尊氏の追討をしていた新田義貞の率いる軍勢を赤松円心の三男則祐が奮戦し50余日にわたり足止めをした結果、足利尊氏の反撃の機会を与えることとなったことは歴史上有名です。この功績により足利尊氏が,赤松則祐に感状を与えたことから感状山と呼ばれるようになったといわれています。
感状山城は総石垣による曲輪の構えから考えると,当初からのものではなく、後世に手を加えたもので、戦国時代(1467年~1568年)にこの周辺を支配した宇喜多(浮田)氏の手によって改修されたものではないかという説もあります。
<相生市ホームページより>
コメント
山頂まで550m、登山道は整備されているので登りやすい。物見台まで15分、更に10分で山頂へ。
物見岩からの眺め(
1、
2)
オススメ ☆☆☆☆☆
規模 ☆☆☆☆☆
難易度 ☆☆☆☆
アクセス ☆☆☆☆☆
データ
- 所在地
- 兵庫県相生市矢野町瓜生、森
- 通称
- 瓜生城 (うりゅうじょう)
- 形式
- 山城 (標高 301m、比高 m)
- 遺構
- 曲輪、石垣、井戸
- 築城者
- 瓜生佐衛門尉
- 主な城主
- ─
- 築城年
- 鎌倉時代 (1192~1333)?
- 廃城年
- 南北朝時代?
- 開城時間
- 常時
- 入城料
- 無料
- 休城日
- なし
- 駐車場
- あり (羅漢の里駐車場:無料)
- アクセス
- JR山陽本線『相生駅』より バス20分
- 神姫バス『瓜生』下車 徒歩20分で登山口、城跡まで25〜35分