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全国気ままに城めぐり♪

日本お城めぐりの旅

鉢形城HACHIGATA CASTLE 


歴史

 鉢形城跡は、戦国時代の代表的な城郭跡として、昭和7年に国指定史跡となりました。指定面積は約24万㎡です。
 城の中心部は、荒川と深沢川に挟まれた断崖絶壁の上に築かれていて、天然の要害をなしています。この地は、交通の要所に当たり、上州や信州方面を望む重要な地点でした。
 鉢形城は、文明8年(1476)関東管領であった山内上杉氏の家宰(かさい)長尾景春が築城したと伝えられています。後に、この地域の豪族・藤田康邦に入婿(にゅうせい)した、小田原の北条氏康の四男・氏邦が整備拡張し、現在の大きさとなりました。関東地方において有数の規模を誇る鉢形城は、北関東支配の拠点として、さらに甲斐・信濃からの侵攻への備えとして重要な役割を担いました。
 また、鉢形城跡の周辺には、殿原小路や鍛冶小路などの小路名が伝わっており、小規模ながら初期的な城下町が形成されていたことが窺えます。
 天正18年(1590)の豊臣秀吉による小田原攻めの際には、後北条氏の重要な支城として、前田利家・上杉景勝等の北国軍に包囲され、激しい攻防戦を展開しました。1ヶ月余りにおよぶ籠城の後、北条氏邦は。6月14日に至り、城兵の助命を条件に開城しました。
 開城後は、徳川氏の関東入国に伴い、家康配下の成瀬正一・日下部定好が代官となり、この地を統治しました。<現地案内板より>

コメント

オススメ ☆☆
難易度  ☆☆☆
アクセス ☆☆☆


データ

所在地
埼玉県大里郡寄居町鉢形
通称
なし
形式
平山城 
遺構
曲輪、土塁、堀
築城者
長尾景春
主要城主
長尾氏、藤田氏、北条氏
築城年
文明8年 (1476)
廃城年
天正18年(1590)
開城時間
常時 (鉢形城歴史館:9:30〜16:30)
入城料
無料 (鉢形城歴史館:200円)
休城日
なし
100名城スタンプ
鉢形城歴史館受付 (休城日は休憩所に押印済み用紙あり)
駐車場
あり
アクセス
JR八高線/東武東上線/秩父鉄道『寄居駅(南口)』より850m(徒歩11分)
関越自動車道『花園IC』より5.7km(車で約10分)

日本100名城
現存12天守
番外編

個人データ
初登城日:2011.11.28
最終登城日:2011.11.28