歴史
高島城は天正18年(1590)、豊臣秀吉の家臣・日根野織部正高吉によって設計され、文禄元年(1592)着工、慶長3年(1598)完成した。
この高島城は、諏訪湖と数条の河川が周囲を廻り濠の約をつとめ、諏訪湖の波が城の石垣に迫り、『諏訪の浮城』と呼ばれ慶長6年(1601)初代藩主・諏訪頼水から10代藩主・諏訪忠礼に至る270年の間、諏訪氏の居城としてその威容を誇ってきた。
明治4年(1871)廃藩置県となり、明治8年(1875)廃藩置県によって天守閣は撤去され、翌明治9年(1876)5月、高島城址は『高島公園』として、一般に開放された。
朝夕の『時の太鼓』が鳴らなくなって100年、諏訪の住民の『高島城』に寄せる愛着は強く、昭和45年(1970)春、ここに『高島城』は復興された。<現地案内板より>
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オススメ ☆☆☆
規模 ☆☆☆
アクセス ☆☆☆
データ
- 所在地
- 長野県諏訪市高島1丁目 (高島公園)
- 別称
- 浮城、島崎城
- 形式
- 水城
- 遺構
- 復興天守、門、石垣、堀
- 築城者
- 日根野高吉
- 主な城主
- 日根野氏、諏訪氏
- 築城年
- 文禄元年 (1592)
- 廃城年
- 明治8年 (1875)
- 開城時間
- 常時 (天守内:9~17:30、10~3月:9~16:30)
- 入城料
- 無料 (天守内:300円)
- 休城日
- 12月26日~12月31日、11月第2木曜日
- 駐車場
- 無料駐車場あり
- アクセス
- JR中央本線『上諏訪駅』より 徒歩約10分
- 中央自動車道『諏訪IC 』より 約15分