歴史
小山城は、戦国末期の平山城である。遠州進出を企てた武田信玄は、その重要拠点である小山の砦を攻略し、元亀2年(1571)砦を修築して小山城と命名し、大熊備前守長秀を城主とした。徳川軍は、これを攻め取ろうとして、十余年にわたり激しい戦いが繰り返されたが天正10年(1582)2月遂に落城した。
城跡には三日月堀、三重堀、井戸等が残り、落城の悲しい物語がある。<現地案内板より>
コメント
オススメ ☆☆☆
規 模 ☆☆☆
難易度 ☆☆☆
アクセス ☆☆☆
データ
- 所在地
- 静岡県榛原郡吉田町片岡(能満寺山公園)
- 通称
- ─
- 形式
- 連郭式平山城(標高 30m/比高 20m)
- 遺構
- 堀、馬出し、井戸、模擬天守
- 築城者
- 不明
- 主要城主
- 今川氏、武田氏(大熊備前守長秀)、徳川氏
- 主要改修者
- 武田信玄 元亀2年(1571)
- 築城年
- 不明
- 廃城年
- 天正10年(1582)
- 開城時間
- 常時(展望台:9~16時半)
- 入城料
- 無料(展望台:200円)
- 休城日
- なし(展望台:毎週月曜日(祝日の場合その翌日)、12月28~1月5日)
- 駐車場
- あり(無料/約100台)
- アクセス
- JR東海道本線『六合駅』(東口)より8.9km(車で約20分)
- 東名高速道『吉田IC』より2.5km(車で約8分)