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日本お城めぐりの旅

市之瀬城ICHINOSE CASTLE 


歴史

 桑原家の先祖は天文14年(1545)に伊勢の阿下喜城から現在の一之瀬に移り住んだと云われる旧家で、織田信長・豊臣秀吉の重臣の一人として仕えた。また江戸時代には、尾州藩の郷士として重きをなしてきた家柄である。
 屋敷はもと、現屋敷地の東に隣接する1段高い地にあったが、享保18年(1733)に焼失後、現在地に新築されたのが現建物であると思われる。山裾を切り開いた屋敷地の中央に主屋、南に長屋門形式の表門を構え、そのほか数多くの付属屋が立ち並ぶ。
 主屋は、享保19年(1734)に再建され、平屋、茅葺であったが、明治元年(1868)に中2階建、桟(さん)瓦葺に改め、明治19年以降に茶室と便所を増築し、現在の姿に整えられた。
その間、寛保2年(1742)に北倉、寛政7年(1795)に米倉、文政元年(1818)頃に表門、同3年(1820)に西倉を建て、同6年(1835)には主屋の東方にあった北倉を西倉に移し、さらに明治中頃以降には西倉・北倉間に造り合いの間を設けている。屋敷内にはそのほか明治26年(1893)建築の南土蔵、加えて馬小屋及び味噌小屋が建つ。
 桑原家住宅は、主屋、米倉、西倉、北倉、表門、南土蔵をはじめとする屋敷構も整っており、西美濃地方における代表的民家として貴重な遺構である。<現地案内板、大垣市HPより>


コメント

オススメ ☆
規模   ☆☆
難易度  ☆☆
アクセス ☆☆☆☆


データ

所在地
岐阜県大垣市上石津町一ノ瀬365(桑原家住宅:国史跡)
通称
形式
丘城(標高 m/比高 20m)
遺構
門、石垣(当時のものか不明)
築城者
桑原兵庫資貞
主要城主
桑原氏
築城年
永禄7年(1564)
廃城年
開城時間
常時
入城料
無料(敷地は非公開)
休城日
なし
駐車場
なし(門前に停められるが個人所有地)
アクセス
JR東海道本線『関ヶ原駅』より8km(車で約14分)  
名神高速道『関ヶ原IC』より8km(車で約12分)

日本100名城
現存12天守
番外編

個人データ
初登城日:2019.8.12
最終登城日:2019.8.12