歴史
=名古屋城の生い立ち=
名古屋城は、関ヶ原の合戦後に江戸幕府を開いた徳川家康が、東海道の要所として、また、大坂(現大阪)方面への備えとして、清須から名古屋へ遷府を決定し、慶長15(1610)加藤清正、福島正則、前田利常等北国、西国の諸大名20名に普請(土木工事)を命じ、天守閣や諸櫓の作事(建築工事)は、慶長17(1612)に、ほぼ完成した代表的な平城です。その後、明治維新を迎えるまで名古屋城は、御三家の筆頭・尾張徳川家の居城として栄えました。
第二次世界大戦中の昭和20(1945)5月、名古屋城空襲の際、大・小天守閣、本丸御殿はじめ建物の殆どが焼失しましたが、幸いにも焼失を免れた3つの櫓(西北・西南・東南)、3つの門(表ニ之門、旧二之丸、東ニ之門、ニ之丸大手二之門)と本丸御殿障壁画の大部分は、重要文化財として現在に伝えられています。<現地パンフレットより>
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アクセス ☆☆
データ
- 所在地
- 愛知県名古屋市中区本丸
- 通称
- 金鯱城、柳城
- 形式
- 梯郭式平城
- 遺構
- 復興天守、本丸御殿、櫓、門、石垣、曲輪、堀
- 築城者
- 徳川家康
- 主な城主
- 徳川義直、慶勝
- 築城年
- 慶長14年(1609)
- 廃城年
- 明治4年 (1871)
- 開城時間
- 9:00〜16:30
- 入城料
- 500円
- 休城日
- 12月29日〜1月1日
- 100名城スタンプ
- 正門改札口、東門改札口
- 駐車場
- 有料駐車場あり
- アクセス
- JR東海道本線『名古屋駅』〜地下鉄名城線『市役所駅』下車
- 7番出口より 徒歩5分