歴史
南北朝の頃、葦名氏によって築かれた黒川城は、文禄元年(1592)蒲生氏郷によって7層の天守閣を築き、城郭は甲州流の縄張りを用いて整備し黒川の名を若松と改め、城の名を鶴ヶ城と命名した。
寛永16年(1639)加藤明成は7層の天守を5層とし、北馬出、西馬出を北出丸、西出丸に改築し、現在の形態となった。
昭和9年(1934)12月若松城跡として文部省の史跡指定を受けた。<現地案内板より>
2011年3月の大改修時に、それまでの黒瓦から保科正之公時代の1648年頃の赤瓦へと葺きかえられました。
コメント
会津といえば…鶴ヶ城。戊辰戦争で白虎隊の集団自決、
新政府軍のよる1日2,500発にも及ぶ大砲の雨あられはあまりに有名ですね。
東北の旅最終日に訪れた鶴ヶ城、生憎の天気でした。葺きかれられたばかりの赤瓦が伝わればいいんですが…
国内唯一の赤瓦に葺きかえられて可愛くなった印象ですが、以前の黒瓦が拝めなかったのは非常に心残りです。
オススメ ☆☆☆☆☆
難易度 ☆☆☆☆
アクセス ☆☆☆☆
データ
- 所在地
- 福島県会津若松市追手町1-1
- 通称
- 鶴ヶ城、若松城、黒川城、会津城
- 形式
- 平山城
- 遺構
- 復元天守、石垣、堀、土塁
- 築城者
- 蘆名直盛
- 主な城主
- 蘆名氏、蒲生氏、保科氏、松平氏
- 築城年
- 元中元年 (1384)
- 廃城年
- 明治7年 (1874)
- 開城時間
- 8:30~17:00 (入城締め切りは16:30)
- 入城料
- 400円 (天守閣のみ)
- 休城日
- なし
- 100名城スタンプ
- 天守閣内売店(出口側)
- 駐車場
- 有料:西出丸駐車場(200台),三の丸駐車場(35台),南口駐車場(35台)
- アクセス
- JR東北本線『会津若松駅』より 会津バス『鶴ヶ城まわり』で約15分
- 『鶴ヶ城北口』下車 徒歩3分