歴史
建武3年(1336)足利尊氏に従って京都東寺で戦死した益子下野守顕助の子・弥次郎秀助が阿波屋形細川頼春に従って四国に渡り、父の功績により讃岐国香川郡井原荘を賜り、姓は由佐と改め、由佐に屋敷を構えたのが由佐城の始まりです。
城は、東は香東川、南に沼地の多い自然を巧みに利用した要塞で、天正11年(1583)長宗我部元親軍が攻め入ったが容易に落城せず、和議を申し出たほどでした。
その後、由佐家の居宅とした屋敷内には、内堀、土塁跡を見ることができました。
香南町歴史民族郷土館は、その由佐城跡に建築されたものであり、庭園内には、土塁跡が現在も残されています。<現地案内板より>
コメント
オススメ ☆☆
規模 ☆☆
難易度 ☆☆
アクセス ☆☆☆☆
データ
- 所在地
- 香川県高松市香南町由佐253番地1
- 通称
- ─
- 形式
- 平城
- 遺構
- 模擬天守、土塁、堀
- 築城者
- 由佐秀助?
- 主な城主
- 由佐氏
- 築城年
- 南北朝時代?
- 廃城年
- ?
- 開城時間
- 常時(香南歴史民族郷土館 9:00~17:00)
- 入城料
- 無料(香南歴史民族郷土館 無料)
- 休城日
- なし(香南歴史民族郷土館 月曜日、12月29日~31日)
- 駐車場
- 有 無料
- アクセス
- 電車:JR予讃本線『高松駅』より
- 車:高松自動車道『高松中央IC』/『高松檀紙』より