歴史
宇和島城は慶長元~6年(1596~1601)、築城の名手と呼ばれた藤堂高虎によって戦国時代の山城から近世の海城へと生まれ変わりました。当時は大半が海に面する地形を巧みに活かした縄張でした。石垣や天守、櫓は、元和元年(1615)に入部した伊達家により修築されますが、基本的な城構えは高虎時代のものを踏襲しています。堀は全て埋められ、三之丸をはじめ総郭部分約28万㎡は失われていますが、本丸・二之丸等の郭を含む約10万㎡の城山は、国史跡(昭和12年)に、現存12天守の1つとなる天守は国重要文化財(昭和9年)、そして南側登城口城門の上り立ち門は市指定文化財(昭和38年)に指定されています。また城山には約40種の草木が生い茂り、苔むした石垣群と織り成す幽玄の美の世界は、一見の価値があります。<現地案内板より>
コメント
オススメ ☆☆☆☆
難易度 ☆☆☆
アクセス ☆☆☆
データ
- 所在地
- 愛媛県宇和島市丸之内1
- 通称
- 丸串城
- 形式
- 平山城(標高 73m/比高 45m)
- 遺構
- 現存天守、門、石垣、曲輪、堀
- 築城者
- 橘遠保
- 主な城主
- 藤堂高虎、伊達秀宗
- 築城年
- 天慶4年 (941)
- 廃城年
- 明治4年 (1871)
- 開城時間
- 9:00〜17:00
- 入城料
- 200円
- 休城日
- なし
- 100名城スタンプ
- 天守内
- 駐車場
- 有料駐車場あり(100円/1時間)
- アクセス
- 電車:JR予讃本線『宇和島駅』より 徒歩15分
- 車:松山自動車道『宇和島朝日IC』より