歴史
吉川元春館跡は、戦国大名・吉川元春が天正11年(1583)年頃、隠居所として建てた館跡です。館は土塁と石垣で区画された間口110m、奥行き80mの範囲で湯殿、台所、番所、便所等の建物跡、井戸や庭園跡等の施設と、輸入陶磁器、国産陶器などの土器類、木製品、石製品など当時の生活用具や建築部材が数多く見つかっています。
元春とその子・元長の死後、当主となった元春の3男・広家が天正19年(1591)、出雲国富田城に移った為、館の機能は失われ、元春の菩提寺として建てられた海応寺の寺領となりました。<現地案内板より>
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オススメ ☆☆☆
規模 ☆☆☆
難易度 ☆☆☆
アクセス ☆☆☆
データ
- 所在地
- 広島県山県郡北広島町海応寺
- 通称
- ─
- 形式
- 居館 (標高 380m/比高 10m)
- 遺構
- 石垣
- 築城者
- 吉川元春
- 主要城主
- 吉川氏
- 築城年
- 天正11年 (1583)
- 廃城年
- 慶長5年 (1600)?
- 開城時間
- 常時 (戦国の庭 歴史館/9:00~4:30)
- 入城料
- 無料 (戦国の庭 歴史館/300円)
- 休城日
- なし (戦国の庭 歴史館/月曜、祝日の翌日、年末年始は休業)
- 駐車場
- 無料駐車場あり
- アクセス
- 中国自動車道『千代田IC』10km(車で18分)
- 浜田自動車道『大朝IC』より12km(車で18分)